CCかわさき

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Kawasaki city
川崎市地球温暖化防止活動推進センター エコ暮らし未来館

「脱炭素かわさき市民会議」の開催

「脱炭素かわさき市民会議」の開催

【概要】

世界的に気候変動への対応が加速するなか、川崎市では二酸化炭素排出実質ゼロや再生可能エネルギー100%への転換を目指して取組を進めるため、脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を策定されました。

脱炭素社会の実現に向け、多様な主体との協働の取組を加速化させ、川崎発のグリーンイノベーションを推進していき、市民・事業者・行政が一丸となって、2050年CO2排出実質ゼロを目指していくものです。

川崎市地球温暖化防止活動推進センターは市民がどのような社会的合意のもとで具体策を進めれるのかを検討するため、近年フランスやイギリスなど欧州で広がっている「気候市民会議※」の手法を取り入れ、「脱炭素かわさき市民会議」を開催することになりました。

※気候市民会議について                          世界的に今世紀半ばまでの脱炭素社会への転換(温室効果ガス排出実質ゼロの実現)が求められる中, 欧州の国や自治体では無作為抽出型の「気候市民会議」を開いて対策を話し合う動きが広がっています。

【選出にあたって】

会議参加者の選出にあたっては,選挙名簿から無作為抽出で選ばれた川崎市民3120人に案内を送り、応募者の中から市全体の意見となるよう性別や年代のバランスを考慮しつつ、市民60~70人を抽選いたします。

【討議の手法、論点】

暮らしの中で、どのように脱炭素戦略に向き合い、市民が主体的な行動をしていけばよいのか、行政及び専門家を交えながら6回にわたってグループ討議を行います。

<討議のポイント 例>

・暮らしの中でのCO2排出をいかに削減すればいいのか?

・消費者としてのCO2削減に向けての行動変容とは?

・移動に伴うCO2排出を削減するためには?

・建築物、都市のインフラ、そして街づくりの中でいかにエネルギー利用の効率
 化を図ればいいのだろう?

・CO2削減に向けた働き方改革するためには?

・脱炭素都市を支える電気はどこから来るのがよいのだろう? など

議論の結果を集約し、川崎市の政策に生かすため市に届けられるほか、「ゼロカーボン都市川崎への転換に向けて市民提案」として公表し、川崎における気候変動対策やまちづくりの議論に活用する予定です。

【開催予定】 

4月

参加市民の選出



第1回
5月22日(土)
13時~16時
(会場&オンライン )

・オリエンテーション
・川崎を知る
・気候変動
 ★参加者交流

第2回
6月19日(土)
13時~16時30分
(会場&オンライン )

・脱炭素社会をどう築くのか
・川崎市の温暖化対策
 ★グループ討議
・2050年の脱炭素川崎のイメージ

第3回
7月17日(土)
13時~17時
(会場)

・市民討議の進め方
・市民討議で扱うべきテーマ
 ★グループ討議
・市民討議で扱うテーマと進め方 
第4回
8月21日(土)
13時~17時
(会場)

・テーマ別グループ討議
 ★グループ討議
・住 ・消費 ・移動 3つのテーマ
 ★投票
第5回
9月18日(土)
13時~17時
(会場)

・テーマ別討議結果の共有
 ★グループ討議
・住、消費、移動 3つのテーマ以外の課題
・テーマ共通の課題
 ★投票

第6回
10月23日(土)
13時~15時30分
(会場)

・市民提案(案)の検討
 ★グループ討議
・市民提案(案)に関する意見交換
 ★交流会
※会場は中原区役所&オンラインなどを予定しています。

【体制】

主催:脱炭素かわさき市民会議実行委員会
共催:一般社団法人環境対策対話研究所
   川崎市地球温暖化防止活動推進センター
協力:川崎市、国立研究開発法人国立環境研究所、
   IGES(公益財団法人地球環境戦略研究機関)、
   一般社団法人地球温暖化防止全国ネット、川崎信用金庫


参考:川崎市民におけるこれまでの関連活動


2020/12/13

市民が創る脱炭素社会

~欧州の気候市民会議に学ぶ~


2017/11/11 12/2

30年後のカワサキをデザインする。

ENERGY  Work Shop in KAWASAKI


エネルギー・環境戦略市民討議実行委員会のホームページです。

https://www.zenkoku-net.org/ene-kan-kikin24/